15年勤めた大手SIerから転職。
自分のやりたいことを求めてCynetを選んだ僕が、
いま感じていること。
エンジニアインタビュー
#社員インタビュー
#エンジニアライフ
モノづくりが好きという性格が、いまに繋がっている
ー まずは、自己紹介をお願いいたします。
Oと申します。2024年5月にSESエンジニアとしてCynetに入社しています。
学生時代はサッカーで汗を流していました。大学に入って研究で忙しかったので、辞め
てしまいましたが。
大学時代は物理系の学科でFortranを使ったシミュレーションなんかをやっていました。
パソコンを使ってシミュレートして、都市開発などに活かせるような物理の研究です
ね。研究職になればFortranを使ったのでしょうが、いまではまったく触れることのない
言語ですね(笑)  卒業後は新卒で大手SIerに入社して、15年間勤めていました。
エネルギー関係のシステムの開発から、300人規模のプロジェクト内でPMとして
人材やリソースの管理を行っていました。
ー 学生時代から開発に興味があったのですね。
開発というより、モノづくりが好きという感じでした。幼少期はミニ四駆とか。これは
いまでもやっているので変わってないと言われればそうですね(笑)
あとはプラモデルも好きですね。完成させることはもちろん楽しいですが、作っている
過程とか、SNSでもいろんな見せ方が出てくるので、その度に「おーっすげー!やって
みよう」という感じで色々やってみてます。
開発がやりたいという想いを抑えきれなかった
ー SIerでのお仕事をする中で大事にされていたことはありますか?
大事にしていたことは「コミュニケーション」なんですが、業務については、新卒から3年くらいは開発なんですが、そこからチームのマネジメントになっていき、発注先の担当さんと直接会話をすることが入ってきます。もともと開発をやりたかったので担当さんと会話となると、自分の足りていない部分がどんどん暴かれていくんですよ。詰められますね(笑) このミーティングで相手が何を知りたいのか、どこに問題を提起しそうか、その問題をどう解消するのかを想定して、どう振る舞ったらよいのか、何を準備していた方が良いのか、場合によっては技術者を連れていく・・・などの、コミュニケーションが命になる経験を詰めたことで、「プロジェクトを進めるうえでのコミュニケーションの取り方」を学ぶことができましたね。また、そういったお客様こそ納品した際に感謝していただけることが多いので、やりきれたことに自信がついたりしていました。ただし、その成功にはトレードオフな一面もあって、プロジェクトを成功させるためには、相当の時間を費やしました。ドラマで見るような光景が広がっていることもありましたし(笑) ※ここはご想像にお任せします
ー コミュニケーションが命になるのが、現場ですね。15年勤めた大手SIerから転職をしようと思ったきかっけを教えてください
少し先に話してしまいましたが、やはり「開発がしたい」という想いをどうにかしたくなったんですよね。あとは、新規事業開発にもチャレンジしたかったです。前職はどうしても、体が大きいので新規事業もスモールスタートというより「満を持して」という大きな感じになっちゃう。ハードルも高いし、予算も期待も大きい。自分の器もありますが、まず小さいチャレンジができる環境に身を置きたいという気持ちでした。そんなことを考えていると、給料はもちろんよかったのですが「このままここにいて自分の気持ちは置いておけるのか」という葛藤の結果、転職先が決まっていないのに退職願いを出しちゃいました(笑)
ー そこから、Cynetでやってみようと思った決め手はなんだったのですか?
そうですね。退職してから少し休んでいるなかでいろんな選択肢がありましたが、「手を動かす」という点ではSESがいいなと思っていました。ただ、自分もパートナー企業さんを受け持つ立場で見ていて、メンバーに対してかなり厳しい企業さんもいらっしゃることは分かっていましたので、相当厳選することに決めていました。いくつか受けているなかで、一番はエンジニアを大切にしている企業だったことですね。ほかにもCynetは創業から長く安定していること、案件が多く、それでも給与と労働時間のバランスが取れていること、社長がチャレンジ精神を強く持っていることに惹かれました。ここであれば自分のやりたいことができそうだなと思いました。あとは会食の時にエンジニアの方と会話した時に、実はプラモデル好きなエンジニアがかなりいる会社だということもわかり、2時間くらいずっと趣味の話ばかりしていました(笑
ー 入社から数カ月たちましたが、働いてみての印象はどうですか?
エンジニアとの連携をすごく取っている印象ですね。ちゃんとフォローしているというか(笑)やっぱり帰属意識を持ちずらい事業体なので、そのあたりは疑問でしたが、必要なコミュニケーションがちゃんと取れている様子が見えます。事業部全体でエンジニアを大切にしていることはとても感じます。
ー Oさんの今後のビジョンも是非聞かせてください!
3つありまして、ひとつは「開発者として成長する」こと。開発エンジニアとして成長するために入社したので、まずは開発スキルを伸ばしていきたいです。開発者として独り立ちできる技術をいち早く身に着ける予定です。ふたつめは「新規事業の立ち上げ」です。風通しも小回りもきく会社なので、積極的に新規事業の提案はしていきたいですね。 最後に、「人材育成」です。これはかなり重点的にやっていきたいことで、私自身、新卒時代に体力的にも精神的にも壊れそうな時期があったので、若手エンジニアがちゃんと成長できる事業にしていきたいです。「伝えること、理解してもらうこと、実践してもらうこと」って、それぞれに難しさがあるので、適切な成長を促進できる機会を、人事側と一緒に作っていきたいと思っています。私が15年で培ったことを1年くらいで吸収してもらう。そのうえで5年以内には私よりできるエンジニア、顧客に選ばれるPMを育てたいと思っています。

あとはプラモデル好きな仲間がもっと増えてほしいなと思っています(笑)